あなたは、「むずむず脚症候群」って聞いたことありますか?
その名の通り、脚がムズムズする病気で、別名レストレスレッグス症候群・下肢静止不能症候群とも呼ばれます。
ゆき
じっとしていられず、天井に足を向けてひたすらバタバタやってました。
実はこのむずむず脚症候群、抗うつ薬の副作用で現れることもあるんです。
今回はとにかく不愉快でイライラする「むずむず脚症候群」の症状や原因、治療方法など、私の体験も交えながらお話ししたいと思います。
どんな症状?
むずむず脚症候群の症状は、その病名の通り、脚がむずむずとすることですが、その不快感の感じ方は人それぞれ違うようです。
ゆき
脚の不快感
脚がムズムズする・チリチリする、虫がはっているような感じ、針で刺されているような感じ、また、脚の痒みや痛みなど、表現は様々ですが、脚の不快感が原因でじっとしていられないというのが主な症状です。
ゆき
また、じっとしていられず、脚を動かしたり、歩いたりすると症状が改善するという特徴があります。
ゆき
夜や安静時に起こる
多くの方が夕方から夜にかけてこの症状に襲われます。
ゆき
就寝前などの安静時、リラックスして座っている時など、脚を動かしていない時に起こりやすいとされています。
原因
残念ながら、むずむず脚症候群のはっきりとした原因は分かっていません。
しかし、以下のようなことが関係しているということは分かっています。
- ドーパミンの機能低下
- 遺伝的要因
- 鉄分の不足
- ホルモンバランスの乱れ
- その他の病や薬の影響
うつ病でむずむず脚症候群を発症する方の多くは、ドーパミンの機能低下や抗うつ薬の影響が大きいかもしれません。
ゆき
治療方法
あまりにもひどい症状の場合は薬物療法も用いられます。
しかし、軽度の場合や発症してすぐは、生活の改善・現在飲んでいる薬の中断や変更などで対処することが多いです。
ゆき
薬の中断・変更
私のように、うつ病療養中で抗うつ薬を処方されている場合、そのお薬の副作用で起こる場合があります。
ゆき
生活の改善
薬の変更と共に主治医に言い渡されたのは「生活の改善」でした。
ゆき
- 早寝早起きを心がける
- 刺激物を控える(アルコールやカフェイン等)
- 食生活の改善
- 軽い運動
- 気にするな!
私が主治医に改善するように言われたのは主に1番と4番と5番。
その中でも5番、主治医に「気にし過ぎたらダメだよ!」と言われました。
薬の変更後も、「今夜もまた脚がムズムズするんじゃ…」とか「もしかしたムズムズしてきた…?」とか考えだすと、なんだかムズムズしてきたような気がするんです。
ゆき
脚の不快感・眠たくても眠れないイライラは本当に辛いですよね。
むずむず脚症候群は重症化すると、日中にも脚や体の不快感に襲われると言います。
少しでも気になる人は、悪化する前に主治医に相談し、できることから生活も見直していきましょう。
ゆき