年を取るのも悪くない・バースデーブルーを前向きに乗り切るためのヒント

あなたは自分の誕生日が好きですか?

ゆき

私は好きです。
というか、もうどうでもよくなってきました…。

そんな私ですが、ついこの前まで自分の誕生日が大嫌いでした。誕生月の2~3ヶ月前から落ち込みだし、誕生日が終わってからもずっと気分がふさぎ込むからです。

実はこの誕生日の憂鬱、私だけじゃなく、多くの方が経験しているそう。

何でも、誕生日に自殺する人は1.5倍にまで増えるという統計も出ているんだとか。

うつ病でもない健康な人もネガティブになる誕生日。

今回はそんな憂鬱な誕生日を、気楽に迎える方法をお話ししたいと思います。

バースデーブルー

誕生日前後に気分が滅入ることを、最近では「バースデーブルー」と呼ぶそう。

前述した通り、誕生日前後は自殺だけでなく、事故死なども増える傾向にあるらしいです。

ゆき

10年間バースデーブルーだった私からしたら、その気持ちよく分かります…。

心のモヤモヤが加速する

何もしていないのに年齢だけを重ねる自分と、「こんなはずじゃなった」という理想の自分とのギャップ、将来の不安…。そんなことを「これでもか!」と知らしめてくる誕生日。

私にとっては、おめでたくなんてない、ただの苦痛な日でした。

やはり誕生日は自分の人生を振り返る時。ネガティブになってしまう方も多いでしょう。

孤独感を感じやすい

私のように心の内面にモヤモヤがある場合と、誕生日に1人ぼっちであるという孤独感でバースデーブルーになる方もいらっしゃるそう。

ゆき

一人暮らしで仕事が忙しかったり、独身だったりすると、誕生日を一人で過ごす人も多いですよね。そんななか、SNSなどで、盛大に誕生日を祝ってもらっている人を見かけると、どうしても孤独に感じてしまいがち。

ブルーな気持ちを少しでも和らげる方法

もう、「誕生日なんて無くなってしまえばいいのに!」と思っているあなたに、モヤモヤや孤独感を和らげるヒントをお話しします。

ただの次の日である

突然、当たり前のことを言いますが、誕生日と言っても、「次の日」なんですよね。

今日が誕生日なら、昨日の次の日。

言うならば元旦だって、「次の日」12月31日の次の日なんです。

年が変わろうが年号が変わろうが月が変わろうが、次の日。金曜日から土曜日になったり、月曜日から火曜日になるだけ。

誕生日だってそうなんです。昨日の翌日。年齢が1個上になろうが「自分なんてダメだ…」と思おうが、昨日の今日なんです。

これは、誕生日前に毎年くよくよする私に、病院の先生が教えてくれたことです。

「ただの次の日なんだから、節目なんて気にしちゃダメ!関係ない!」と…。

当たり前なんですけど、目が覚めたような気がしました。

ゆき

ぼっちでも万歳!

「孤独だよ~!」という方、まず一番にSNSを見るのを止めましょう。

盛大に誕生日を祝われなくても、誰にも「おめでとう」と言われなくても、満足できる方法があります。

それは自分が自分を盛大にお祝いすること。

とは言っても1人でパーティーするんじゃないですよ。自分にご褒美をあげるんです。

ずっと欲しかったものを買うもよし、ちょっと奮発して自分にプレゼントなんてどうです?長い間一緒に生きてきた自分自身にプレゼント。素敵じゃないですか。

ゆき

私は単純なので、「誕生日には欲しいものを買う!」と決めてから、誕生日が楽しみになりました。いつもは手が出せない価格の口紅1本買えただけで大満足。
新しい口紅を眺めながら、1人ぼっちでコンビニのケーキを食べても幸せです。

要は世間一般的に「孤独」だとか「寂しい」と言われるような誕生日であっても、自分が幸せならそれでいいと思うのです。

年を取るのも悪くない

年齢を重ねることを喜べるのは、せいぜい20代前半ぐらいまででしょうか?

特に女性は年齢に敏感になってきますよね。

でも、私の知人でこの前40代を迎えた女性が、とても素敵なことを言っていました。

「年を取れば取るほど、怖いものが無くなってきて楽だよ~」と。

心臓に毛が生えると言うのでしょうか?おばさんになっていくことも、一概に悪くはないと思います。

ゆき

うつ病で、いつも人や物、自分の心にびくびくしていた私は、自分がオバサンっぽくなっていくことが嬉しくて仕方ないです。

年齢を重ねることも、若い時とは違った楽しみが出てきて面白いと思います。

「年齢なんてただの数字」とはよく言いますが、本当にその通り。しかも、数字が増えるとどんどん生きやすくなってくる。そう思うと、年を取っていくこともそんなに悪くない気がしませんか?