1月1日は12月31日の次の日!今年の反省も来年の目標もいらない!新年に身構えるな!

もうすぐ大晦日、そして新年を迎えるわけですが、画面の向こうのあなた!

まさかもう既に「今年の反省会」なんて始めていないでしょうね…?

まさか「来年の目標」なんて野暮なことを考えていないでしょうね…?

実はこのセリフ、私がうつ病全盛期だった時、主治医に言われた言葉なんです。

ついつい、「来年こそは…!」と頑張りそうになるあなたへ。

年が変わることに肩ひじ張らず、スムーズに1月1日を迎えるための大切な心構えについてお話ししたいと思います。

ゆき

ポーカーフェイスで平然とお正月を迎えましょう。

反省不要!目標危険!

私の経験上、年末年始は精神衛生的にあまりいい時期ではありません!

反省なんてしなくても頑張った

まず第一に、「今年の反省をしてはならない!」

反省しなくても、あなたが毎年頑張っていることはみんな知っています。

ていうか、頑張ってなくてもいいんです。頑張ると、うつ病悪化しちゃいますから。

反省のデメリット
まず、反省しようとすると、おのずと「今年できなかったこと」・「やり残したこと」・「失敗したこと」などなど、自分を否定するような、悲観的な記憶が出てきます。
わざわざネガティブな思い出をほじくり返す必要なんてありません。

目標は来年の落ち込みのタネ

第二に、「目標なんてたてちゃダメ!」

頑張り屋さんなんです!今年できなかったことは、来年こそ成し遂げようと思うんです!

ゆき

分かりまくりますよ!その気持ち!

そして、結構大きめの、ハードル高めの目標とか立てちゃうんです…。

その目標を書初めするなんてもってのほか!新しく買った手帳に小さく書くとかも危険です!

目標のデメリット
目標を立てるということは、達成できなかった場合の抑うつ気分の種を蒔いているようなもの。更に、目標を達成したいがために、今の自分にはハードなこともこなそうとします。
そして訪れる「こんなはずじゃなかった」という気分と体調の悪化…。
「目標」の危険性、お分かりいただけたでしょうか…?

ゆき

1月1日は12月31日の次の日!

こちらの、バースデーブルーの記事でもチラッと書きました。

年を取るのも悪くない・バースデーブルーを前向きに乗り切るためのヒント

私の主治医の名言、「なんでも次の日」!

「次の日!これでいいのだ!」とよく言われたものです。

ゆき

確かに新年されど翌日

年が変わろうが、平成じゃなくなろうが、カレンダーが新しくなろうが、1月1日は12月31日の次の日なんです。一晩寝て起きた翌日なんです。

金曜日から土曜日になったり、月曜日から火曜日になるだけ!

ゆき

ちょっとイベントの多い翌日ってだけ。

「次の日」という心の安全を守る保険

ある年の大晦日、私は調子が悪くて、日付が変わる瞬間を布団の中で半泣きで過ごしたことがあります。

その時は「年越しがこんななんて…もうダメだ…今年もどうせダメだ…」なんて思っていました。

でも、「次の日」と思うとどうでしょう?

31日が1日になって、月曜日から火曜日になっただけ。0時になっただけ。

急にダメじゃない感じになると思いませんか?

ゆき

「今日は調子悪いな…まぁ、こんな日もあるよね」くらいに思えちゃうんです。

年が変わることに身構えない

確かに色々変わったり、周りが「新年!新年!」とうるさく言ってきますが、気にしちゃダメです。

年末年始は心もソワソワして、「できない自分」を過度に責めたり卑下したりしがち。ついでに悪いことや嫌なことが、輪をかけて盛大に悪く見えるのが年の初め。

ゆき

それにびくびくしていたら、お正月中ブルーなままです。

ぜひ、今年こそ「次の日なんだ」とクールに考えてみて下さい。

神社でのおみくじも、良い結果だったら「今年」と捉え、悪い結果だったら「今日」と捉えるくらい気楽に、次の日を迎えましょうよ。

ゆき

今年も一年、今日も明日も、これでいいのだ!