安心して観られる!ディズニー映画はうつ病さんの疲れた心におススメ!

私は自他ともに認めるディズニー好きです。でも、小さい頃はほとんどディズニー映画を観たことがありませんでした。

私がディズニーばかり観るようになったのは、うつ病になってから。

ゆき

子ども向けの優しい物語は、集中力がなかった私でも快適に観れたし、気持ちが暗くなるようなイヤな刺激がなく、必ずハッピーエンドになることは何よりも安心でした。

そんな、うつ病さんに優しいディズニー映画の中から、私が心を救われたセリフをご紹介します。気になった作品はぜひ、気楽に観てみて下さいね。

『アリス・イン・ワンダーランド』

あの有名な『不思議の国のアリス』が実写化されたものです。

内容は、なんとなく知ってるという方が多いと思いますが、『アリス・イン・ワンダーランド』はさすが実写版!なんか色々リアルです。

美しくて優しい白の女王が虫を毛嫌いしたり、アリスが露骨に嫌な顔をしたり、リアルな人間味が感じられて面白いですよ。

ゆき

アリスとアリスの父の言葉

ゆき

私がとても好きなシーンは、アリスが子どもの頃、おかしな夢ばかりみることを父親に相談するところ。

「私はおかしくなったの?」と不安そうに尋ねるのですが、ここでのアリスのお父さんの言葉がとても素敵です。

「どうやらそのようだね。お前はどうかしている。まともじゃない。でも良いことを教えよう。偉大な人はみんなそうだ。」

同じ言葉
大人になったアリスが再びワンダーランドに迷い込み、ジョニー・デップ演じるマッドハンターが「俺はいかれたのか!?」とアリスに尋ねるシーンがあります。

そこでアリスは、「残念ながら完全におかしい。でも良いことを教えてあげる。偉大な人はみんなそう」と、お父さんと同じ言葉で諭すところもとても良いですよね。

ゆき

「そんなこと気にしなくていい」というような優しい表情で、観ているこちらも心があったかくなります。

『ライオン・キング』

こちらもとても有名な作品。ブロードウェイでも劇団四季でもミュージカル化されましたね。

何度観ても感動しますが、うつ気分が強い時は、ちょっと重たい作品かもしれません。

回復期の心が元気な時、再発予防期などには楽しめると思います。

ゆき

ラフィキの言葉

ゆき

私が心に残った大好きなシーンは、父親が自分のせいで死んでしまった過去に苦しむシンバを、呪術師であるヒヒのラフィキが杖で殴るところ。

「もう過去のことだ、忘れるんじゃ。」

杖で殴られた頭を撫でながらシンバは答えます。

「でもまだ痛いよ」

そしてラフィキがシンバにこう言います。

「その通り。過去は痛むものじゃ。だがお前はそこから逃げ出すことができる!それに学ぶことも」

ゆき

ディズニー映画に「逃げていい」と言われたら、なんかもう逃げても大丈夫な気がしませんか?

ハクナマタタ

また、『ライオン・キング』には素敵な挿入歌がありますよね。ご存知の方も多いと思います。

「嫌なことは忘れろ!ハクナマタタ!なんていい響きなんだ!」

という言葉で始まる歌「ハクナマタタ」。スワヒリ語で「どうにかなるさ」という意味です。

『となりの山田君』の「ケセラセラ」みたいですね。

適当に・楽に・ゆる~く生きるコツを教えてくれる「ホーホケキョ となりの山田くん」

『モンスターズ・インク』・『モンスターズ・ユニバーシティ』

最後に、私の大好きなキャラクター「マイク・ワゾウスキ」(ひとつ目のまん丸い緑色のモンスター)が出ている、ディズニーピクサーの作品をご紹介します。

ゆき

子供たちを怖がらせることを仕事にするモンスターのお話、うつ気分でも刺激が少なく楽しく観れる作品だと思います。

ポジティブなマイクの言葉

私がなぜこのマイクというキャラクターが大好きかと言うと‥‥もう意味が分からないくらいポジティブなんです。

ポジティブ1
まず、『モンスターズ・インク』では自分の会社のCMがテレビで流れた時、マイクは会社のマークが邪魔をして全く顔が映っていないのに「出たんだテレビに!カッコよかったろ!?」と大喜び。

また、会社のパンフレットの表紙になっても、バーコードのシールで顔が消されていました。しかしマイクは「雑誌の表紙になっちゃったよ!」とまた大喜び。

ポジティブ2
『モンスターズ・ユニバーシティ』では、大学生になったマイクが学生証の写真を撮ってもらいます。しかしここでも、顔の4分の1ほどしか映っていないのですが(マイクは小さいから上しか映らなかった模様)、「本物の大学生になったんだ!」とジャンプして喜びます。

そして極めつけは、『モンスターズ・インク』のラスト、自分の会社が潰れたことに対しての一言。

「そりゃまあ、会社は潰れちゃったし、まあ仕事なくなっちゃたけど、エネルギーが無くなりゃそりゃエライ騒ぎになるけど、でもさ!結構笑えただろ!?」

ゆき

私もいつかこのくらいのポジティブモンスターになりたい‥‥と夢見ています。

他にもたくさん、ディズニーには気負わず安心して観れる作品が多いです。ちょっと気分転換したい時にでも、ディズニーに癒されてみてはいかがですか?

今回のセリフは全て、私が持っているDVDの日本語吹き替えの言葉になります。

少し言い回しが違うものもあるかもしれませんが、どうぞ了承ください。

ゆき