辛いことが多い?たまにはあり得ない世界を旅しよう!現実逃避系映画ランキング!

前回まで、うつ病の時期別におススメの映画を10作品ご紹介しました。

今回からは、ぼんやり観ているだけでも充分楽しい気持ちになれる、ちょっとファンタジーな映画をご紹介したいと思います。

ゆき

現実が辛いと感じたら…たまには逃げましょう!なんでもアリの世界へ!

第3位『チャーリーとチョコレート工場』

なんでもアリと言ったらこの作品。こんな工場でチョコレート、作れるわけない。

ストーリー
チョコレート工場を経営するウィリー・ウォンカ(ジョニー・デップ)。ある日、チョコレートに金色のチケットを5枚入れ、それを引き当てた子ども達を工場に招待すると宣言!貧乏だけど優しく、家族思いのチャーリー・バケット(フレディ・ハイモア)と、4人の個性的な子供達が不思議な工場を見て回ることになります。

見どころは色鮮やかでおいしそうで、へんてこりんなものばかりの工場と、耳から離れないような歌とダンスを繰り広げてくれるウンパ・ルンパ達。

ウィリー・ウォンカがシラッと毒づくのにもニヤっとしてしまいます。

ゆき

結構ひどいことを言って(というか歌って)子どもたちを脱落させては、ほくそ笑むウィリー・ウォンカと対照的に、優しくて素直なチャーリーが良い子過ぎてもう…。

豆知識
オーガスタス君が脱落するシーンで登場するチョコレートやお菓子の庭園は、本当に食べられるものでできてるって知ってました?パティシエが作った本物のお菓子なんですって!
ますますおいしそう…!

ゆき

チョコレートや甘いものが食べたくなるので、お手元にお菓子を用意して観るといいですよ。

第2位『メン・イン・ブラック1・2・3』

BOSSのCMを思い出してしまうのは私だけではないはず…!

ストーリー
ニューヨーク市警察のジェームズ刑事(ウィル・スミス)は、ある事件の犯人を追い詰め、その犯人が人間ではなくエイリアンであることを知ります。そこに表れた黒いスーツの男K(トミー・リー・ジョーンズ)に、地球にいる宇宙人を監視する秘密組織MIB(メン・イン・ブラック)にスカウトされます。

1、2、3全部一気に観ると、「宇宙人っているかも…」みたいな気分になります。

でも、何より観ていて楽しいのは、J(MIBに入ったジェームズの名前)とKの絶妙なコンビネーション。

ゆき

私は、中身が完全にオッサンのエイリアンパグ、フランクが大好きです。
豆知識
アメリカにはこの映画が公開されるずっと前から、MIBそのものの都市伝説がありました。
都市伝説の内容は映画とほとんど一緒。秘密組織が宇宙人を見た人に警告や圧力を与えているというもの。中にはこの映画を「都市伝説の信ぴょう性を無くすために、おもしろおかしく作られた映画なのでは?」なんてささやく人もいるのだとか!

個人的に1よりも2、2よりも3と、どんどん面白くなっているような気がします。気になる方はぜひ、全部観てみてくださいね。

もしかしたら、私達もいつの間にかあの「ピカっ!」ってやつをやられてるかも…?そして隣のあの人は、宇宙人かも…?

ゆき

第1位『シカゴ』

ミュージカル好きはぜひ!キレイな歌とキレッキレのダンスを味わって。

ストーリー
1920年代のシカゴ。ミュージカルスターを夢見るロキシー(レニー・ゼルウィガー)は、愛人を射殺して刑務所に送られてしまいます。そんなスキャンダルを利用してスターになろうとするロキシーと、彼女をうまく弁護するビリー(リチャード・ギア)、そして同じ刑務所に服役するヴェルマ(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)が、無罪と名声を勝ち取ろうとするお話。

ファンタジー映画ではないのですが、その歌や映像、ダンスや音楽はまさにファンタジーそのもの!

ロキシーのしたたかな可愛らしさ、ぽってりとした唇は愛らしく、ヴェルマのセクシーな女らしさにもウットリします。

そしてビリー役のリチャード・ギア!いくつになってもカッコイイ、私のヒーローです。
でも、リチャード・ギア、歌声が思ってたのと違う!(笑)

ゆき

ロキシーやヴェルマだけでなく、出演者全員の歌もダンスも本当に素晴らしく、まるで目の前でショーを見ているような気分になれます。

ゆき

出演者の多くがミュージカル俳優だったりダンサーだったり、本物のプロですから、気分だけでもブロードウェイに行けちゃいますよ!テレビを付けてニューヨークに旅しましょう!
豆知識
ロキシー役を演じたレニー・ゼルウィガー、『シカゴ』の時は「痩せすぎ?」と思うくらいスレンダーですよね。でも、『シカゴ』の前年に主演した『ブリジット・ジョーンズの日記』ではかなりパンパンに太っている役を演じたんです!
なんと役作りのために13キロも増量し、その後『シカゴ』のために再び13キロ以上減量したそう!
役者魂…!でも体に悪そうだからマネはやめましょう(というかマネできない‥)
それにしても、殺人というイメージがこんなにもポップに描かれているのはこの映画くらいかも…。

ゆき

元気がなくてもお金がなくても、映画はどこへだって旅できる!

現実世界に疲れたら、ちょっと不思議な世界に逃げ込んでみてください。映画は一番手っ取り早く、現実逃避させてくれる、超健全な娯楽行為だと思います。

ゆき

夢みたいな世界を体験させてくれる作品は山ほどありますよ。ぜひ、素敵な旅を!