精神科・心療内科に通院するようになると、毎回先生と顔を合わせてお話しすることになります。
そこで苦痛になってくるのが、「うまく話せているだろうか…?」、「先生にきちんと伝わっただろうか…?」という不安感やモヤモヤ。
私も毎回、診察を終えての帰り道、「あのことについて話せなった…」、「あんな風に言ったけど、先生はどう思っただろう…」と一人大反省会をしていました。
ゆき
診察前の下ごしらえ
毎回、診察室に入ると「頭が真っ白…」という経験をお持ちのあなた。
そんなあなたにピッタリなのがメモ持参です。
「【後編】一体何を話せばいいの?初めての精神科・心療内科が不安なあなたへ」でもお伝えしましたが、初診に限らずメモは常に持参しておくと便利ですよ。
「メモを書くことさえ億劫…色々書いてられない…」という方は、「今一番あなたを苦しめている体の症状・あなたが不快に思っている気持ち」だけでもメモに走り書きしておきましょう。(メモが無理なら携帯電話でも大丈夫!)
ゆき
ゆき
エア診察トークでウォームアップ
ゆき
あまりにも診察後の大反省会が続いていた時、たまたまテレビで、「練習の大切さ」について話すイチロー選手の映像を観たんです。
世界で活躍するイチロー選手と、たかだか心療内科の診察に緊張する自分とを比較するのも何ですが、「どんな練習でも、必要ならやる」というイチロー選手の姿勢にとても感動したのを覚えています。
そこで、「うまく話せないなら話す練習をすればいい!」と、暇な時に一人でエア診察トークをしていました。お風呂に入っている時や眠れない夜など、診察日の前日ぐらいに一人でブツブツ言っていました。
ゆき
もしうまく話せないことで悩んでいる方がいたら、恥ずかしがらずに一度お試しあれ!
ゆき
診察後にはご褒美を
ゆき
心の病って、心だけでなく、体も本当にしんどいんですよね。石のように重たい体を引きずって、一生懸命病院まで来て、緊張しながらも診察を終えたあなたは本当に偉い!1本の缶ジュースでも、コンビニでアイスやお菓子でも、元気があったらショッピングでも!よく頑張った自分を褒めたたえてあげて下さい。
私はいつも病院の裏にある公園で、自販機のジュースを飲むのがご褒美でした。
ゆき
イチロー選手も言っていますよ!
「小さいことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道」
と。
ゆき