ゆき
しかし、最近では、心の病について自ら公表している有名人も多いですよね。
特に海外では、ハリウッドスターや大物歌手が続々と、自身が持つ心の病についてカミングアウトしています。
そこには、「心の病」に対する偏見や差別をなくしたいという願いが込められているのでしょう。
今をときめく大スターたちが語った「心の病」について。
勇気をもらえる言葉をいくつかご紹介したいと思います。
有名人の心の病
華々しく活躍している有名人の中には、辛いうつ病や精神疾患を経験した人も多くいます。
うつ病を公表している有名人は、「レディー・ガガ」や「ブラッド・ピット」、「ミランダ・カー」、「ブリトニー・スピアーズ」、「マリリン・モンロー」、等々…。
ゆき
彼らが自分の病気を公表する理由について、イギリスの大女優「キャサリン・ゼタ・ジョーンズ」がこう語っています。
私の双極性障害を公にして、同じ苦しみを味わっている人たちにこの病気は完全に抑え込むことができるということを知ってもらいたいのです。そして、この病気につきまとう汚名を晴らす手助けをしたい。まだ光の見えない人たちも治療は可能なのだから、助けを求めて欲しいと思います
映画やコマーシャルでも活躍している彼女は、双極性障害(躁うつ病とも呼ばれる)の経験者。過去に入院していたこともあったそうです。
同じ苦しみを味わっている人に勇気を与えて、治療の一歩を踏み出して欲しいと願うことは、本当に苦しんだからこそ言える言葉なのかもしれませんね。
彼らから学びたいこと
それでは、同じ病を抱えている大先輩から、勇気をもらえる言葉をご紹介します。
アンジェリーナ・ジョリー
知らない人はいないんじゃないかというほど有名な彼女。全てを手に入れているような彼女もうつ病の経験者なんです。
たとえ自分を見失ったり落ち込んだりすることがあっても、幸せな日々は必ずやってくる。それまで、一日一日を大事にして、後悔しない生き方をしたほうがいいと思うの
ジム・キャリー
映画「マスク」をご覧になったことのある人も多いのでは？とてもユニークなことで知られる彼も、うつ病を乗り越えた人物。
山もあれば、谷もある。それらは切り立っていたり、平坦だったりするが、まだそれほどの絶望ではないような気がする。答えが見つからず、もがいているとしても大丈夫だ。やっていける。笑うことができる。いいかい？それはたいした絶望じゃないんだ
マイリー・サイラス
アメリカの人気歌手で、明るい性格で知られる彼女も10代の頃からうつ病を経験。
みんな、私が自分のうつを厄介なものと考えていると思っているけれど、そうじゃない。それはどうしようもないもので、そのことで自分が孤立することはあまりない。本来の自分ではない偽りの自分を装うことはないし、本当は幸せだと思っていないのに幸せなふりをする必要はない。見せかけの幸せを装うほど最悪なことはないのだから
アマンダ・サイフリッド
映画「マンマ・ミーア！」や「レ・ミゼラブル」で美しい歌声を披露した彼女は、10代の頃からなんと11年もの間、強迫性障害という精神疾患に悩まされていたそうです。薬を服用することの大切さを語っています。
19歳のときからだから11年間、薬を服用しているわ。その薬を服用しない意味がわからない。反発する理由なんてない。何かに頼るってことへの悪いイメージがあるの？心の病は他の病気からは違うカテゴリーに入れられたりするけれど、私はそうは思わないわ。もっと真剣に捉えられるべきよ
ダイアナ妃の言葉
今現在、世界では3億人以上の方がうつ病に苦しんでいるそうです。
有名なハリウッド俳優も、大物歌手も、政治家や作家、プリンセスと呼ばれる人でさえ、心の病を発症します。この病気は、つい「どうして自分だけ…」と孤独に思ってしまいがち。
そんな時、心の片隅でほんの少し、思い出してください。
「自分だけじゃない、一人じゃない、大丈夫」と。
最後に、あの有名な、ダイアナ元英国王妃の言葉をご紹介したいと思います。
彼女は英国王室に嫁いでから様々な心の病気と闘ってきました。境界性人格障害、摂食障害、自傷行為など…。たくさんの苦しい経験をしたダイアナ妃だからこそ、ジンとくる言葉ですね。
あなたの心が、あなたに知らせてくること。これを無視しないで。ちゃんとやってあげなくちゃ。自分の心が語ることだけをしてください
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