友達にうつ病だと打ち明ける?私の体験談・話してよかったことや後悔したこと

前回は、「結局どっちやねん!」な感じで終わってしまった気がしますが‥‥。

友達にうつ病だと打ち明ける?私の体験談・打ち明けるか悩んでいる人へ

やっぱり私は、話しても話さなくてもいいと思います。

あなたが「知っておいてほしい」・「分かっていてほしい」と思う人には話すべきですし、「知られたくない」なら言わなくていい。

「どう思われるか不安」「離れていったらどうしよう」と、打ち明ける勇気が出ないなら、それでいいと思います。

あなたの気持ちを一番大切にしてください。

ゆき

結局どっちでもいいねん!

打ち明けようと思った理由

「結局どっちでもいいんかい!」ということで、私が打ち明けた人と打ち明けなかった人の違いをお話ししたいと思います。

打ち明けなかった人

まずはやはり、そこまで信頼できていなかったということが第一だと思います。

もちろん、仲良くしているし、嫌いなわけじゃない、むしろ好きでずっと友達でいた方々。

でも、心の根底で信頼感がなかったのだと思います。

ゆき

とても失礼な言い方ですが、うわっつらの、表面だけの友達だったんだと思います。

「うつ病だなんてわざわざ言いたくない」と思い、とうとう最後まで打ち明けませんでした。

ゆき

そして年齢を重ねるにつれ、結局疎遠になりました。

勇気が出なった人

「この人になら話してもいいかな…」という気持ちはあるのですが、とうとう最後まで話す勇気が出なかった人もいます。

今になって思いますが、10年という歳月、打ち明けることができなかったということは、やっぱり「話したくなかった」んだなと思います。

ゆき

そしてこの方々とも年齢を重ねるにつれ、結局は疎遠になりました。

打ち明けた人

「この人には知っておいてほしい」・「この人になら話せる」・「この人なら分かってくれそう」と思う方には正直に打ち明けました。

ゆき

もちろん、緊張したし勇気が出るまでたくさん時間がかかった人もいます。

「もし分かってもらえなくても、私はこの人を信頼している」

そう思って話した友人は、みんなとてもよい理解者になり、今もずっと、恐らくおばあさんになるまで私は彼女たちを親友だと思うでしょう。

ゆき

なかには心の病自体にそこまで知識も関心もない友人もいました。

しかし、「うつ病ってだけで、ゆきに変わりはないんでしょ!」と話してくれました。

うつ病でも私は私
そうなんです。うつ病ってだけで、あなた自身に違いはないのです。違う人になるわけじゃないんです。嫌な人間になるわけじゃないんです。嫌われる義務も理由もないのです。

打ち明けて良かったこと

私が友人に打ち明けて一番良かったと思うことは、「本当に信頼できる親友に感謝できるようになったこと」です。

ゆき

このことに関してはうつ病に感謝したいくらいです。

うつ病になるまで、私はどちらかというと自分本位でした。「嫌われたくない」・「人に良く思われたい」が最優先の寂しい人間だったので、相手への感謝がとても足りなかったと思います。

今では親友が幸せになるなら嫌われても構わないと思うレベルです。(できれば嫌われたくないですけども…)

ゆき

打ち明けて後悔したこと

今はもう後悔していませんが、やはり、拒絶されたら一時的に落ち込みましたし、「話さなきゃよかった」と後悔もしました。

勝手な私のイメージ

そう思うことが多かった方に対して、私は「この人なら分かってくれそう」と思って話した傾向が高かった気がします。

ゆき

「この人なら優しいから大丈夫かも…」とか、「この人は心が広いから理解がありそう…」とか、もう完全に私の主観・イメージです。

ゆき

今考えるとちょっと失礼ですよね…。

去る者追わず

もちろん、信頼していた人が離れていった時は悲しかったですが、今となってはそれで良かったと思います。

ゆき

だってうつ病もひっくるめて私ですから。

「うつ病である私を受け入れられない方と、この先もうまくいくはずない、仕方ない」とあきらめました。

あなたは何も悪くない

たまたまうつ病になって、たまたま信頼している人が病気に無知だっただけ。

分かってくれる人もいれば、分かってくれない人もいる。

悲しいけれど仕方ない。

ゆき

ただひとつ言えるのは、あなたは何も悪くないということ。

私の先生はこんな話をすると、「まだまだ若いね!人生の経験値上がったね!」なんて言ってました。

もっともっと年を重ねれば、「あの時はあれで良かったんだ」と必ず思えるようになるはずです。

ゆき

うつ病って本当に厄介だけど、私に大切なことを教えてくれる、たま~にイイ奴。
せっかくならうつ病を利用して、人生の経験値、上げていけたらいいですよね!