最後は再発予防期です。
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この頃になると、「もう再発をさせないために、これからどう生きていくべきか」を考えなければなりません。
ゆき
1、『ライフ・イズ・ビューティフル』
言わずと知れた名画です。観たことがある方も多いかもしれませんね。
その題名が示す通り、どんな状況にあっても「人生は美しい」ということを教えてくれる作品です。
強制収容所に送られた家族。母親と引き離され不安がるジョズエを怖がらせないよう、グイドは必死に嘘をつき、ジョズエを守るために命をかける物語です。
初めて観た時、私はまだ子どもだったので、ただ悲しい気持ちにしかなりませんでした。しかし、大人になってもう一度観てみると、グイドの「誰も恨まず、ただ家族を愛し、息子のためにユーモアを忘れずに生きる姿」に心から感動しました。
「どんな環境・状況にあっても、考え方ひとつで幸せに生きることができる」ということをグイドが教えてくれます。
ゆき
2、『17歳のカルテ』
こちらは「病気を知る」という意味でもいい映画だと思います。
アメリカでベストセラーになったスザンナ・ケイセンの自伝『思春期病棟の少女たち』の映画化作品です。
スザンナを演じるウィノナ・ライダーが大好きで観た映画。精神病院が舞台なだけに、なんだか危うく、ちょっと寂しい感じがするけど、なぜか優しくて温かい感じを受けました。
ゆき
精神的な病気に苦しみ、その病気に飲み込まれそうになるスザンナが、そこから立ち直りたいと決意する姿は、「私も再発しないぞ」という気持ちを新たにしてくれますよ。
3、『最高の人生の見つけ方』
「どんな生き方をしてきても、人間は必ず死ぬ。だから好きなことをしよう!」という当たり前のことを気付かせてくれる映画です。
余命6ヶ月…には見えないパワフルさは、「自分が人生で本当にやりたかったこと」をしているからでしょうか。
ゆき
「どうせ死ぬんだ。やりたいことやろうぜ!」みたいな投げやりな感じではなく、「死に怯えて6ヶ月を過ごすより、楽しい旅に出よう」という二人の気持ち・感覚が私はとても素敵だなと思います。
最後には号泣すると言うより、大きな拍手を送りたくなる映画です。そして、自分のちっぽけな人生にも拍手を送りたくなります。
最後に
ちょっと重い、悲しい映画もご紹介しました。「どうしても観てみたいけど…少し不安…」という方は、最初からネットなどでネタバレを読んでしまうといいと思います。(私はよくやってます)
ゆき
自分の心のコンディションをみて、ぜひ、自分の気持ちにピッタリの作品を探してみて下さい。
ゆき