うつ病さんにとって最も辛い時間と言えば…朝。
ゆき
うつ病の大きな特徴として、午前中に最も抑うつ気分が強くなることは有名です。
やっとこさエンジンがかかりだすのが夕方…なんて方も多いのでは?
ゆき
しかし、10年も朝が辛いとやってられないので、朝の気分を変えるために色々なことを試したことがあります。
今回は、そんな辛すぎる朝をなんとか乗り切るために!私的にしっくりきた方法をご紹介したいと思います。
まずは楽しみ作りから
朝は無気力&無関心&もうなんだかとにかく地獄気分。
ゆき
1日の楽しみを朝に回してみる
自分が楽しみだと感じるものを、朝に回すとかなり気分が変わります。
面白そうなゲームをインストールして翌朝までの楽しみにしておくとか、観たかったテレビを録画してセットしておくとか、ちょっと贅沢な朝食を用意しておくとか。
ゆき
エンジンがかかった時に朝の準備
私はだいたい夕方の4時ごろにエンジンがかかってました。
このエンジンがかかった時に、明日の朝の楽しみ準備をしておくことをお勧めします!
辛い朝に自動的に楽しいことができるように…。
ゆき
くだらないけど、朝から昨日の自分にちょっと笑ってしまう…。
なんでもいいから縁起を担ぐ
「縁起担ぎかよ!」なんて言わないで、ちょっと考えてみて下さい。
あなたは四つ葉のクローバーを見付けたことがありますか?
ゆき
うふふ!
「やったラッキー!」のパワー
愛犬の散歩中に、公園で小さな四つ葉のクローバーを見付けた時は興奮しました。
「うわぁぁ!初めて見付けた!やった!ラッキーだ!元気になれそう!」と大喜びで持ち帰りました。
ゆき
でもこの、「やったラッキー!」のパワーって凄いなって思ったんです。
「今日はツイてるかも!」な朝
朝から、無理やりにでも縁起を担ぐと、辛い気持ちが少し薄まったような気がします。
ゆき
朝から茶柱なんか立ってたら、やっぱり気分が上がりますよね。「あれ?私今日ツイてる?」なんて思うと、目覚めの死にたい感はいつの間にかどこかに行っているはずです。
とは言っても毎朝茶柱なんて立たないので、「いつもより30分早く起きれた!」とか、「星占いで1位だった!」とか、「今朝は肌の調子がイイ!」とか、「いつも片方無い靴下が両方ともある!」とか。
もう本当、とんでもなくどうでもいいことで、「あれ?今日ツイてる?」って無理やりにでも感じるようにすると、暗い気分が早いうちに消えてくれます。
+「いいことありそう!」
いい感じで「あれ?今日ツイてる?」と思えたら、すかさず、「いいことありそう!」と言ってみて下さい。
ゆき
「靴下が両方あったぐらいで…」なんて言わずに!ちょっとは「おめでたい脳みそ」になってみるのも面白いもんですよ。
朝を心地よく過ごしたい
うつ病になって、10年間療養して、私が感じたのは、
「別に人より遅くてもいい、「負け組だ」と言われてもいい、人と違う生き方をしてもいい、人がうらやむような生活を送れなくても全然いい、私の1日が私にとって心地よく幸せならそれでいい」
ということ。
ゆき
抑うつ気分が強く出た日は、何をしても気分が晴れない朝もあると思います。
そんな時は、「今自分が一番心地よく感じるものは何か」を探してみて下さい。
ソファーでごろ寝することでも、もう一度布団に潜ることでも、あなたが心地いいと思えるなら、それを優先してくださいね。
ゆき