療養中の頭を占拠する「恥ずかしい思い出」を「たいしたことないじゃん」に変える方法

あなたは最近、「恥ずかしい気持ち」になったことありますか?

私は小さい頃からドジだったので、人より多く恥ずかしい思いをしてきたと自負しております。

ゆき

療養中は、体は重いのに頭だけはハッキリして、ゴロゴロしながら悶々とすることが多いですよね。

そんな時、ふと思い出す、「恥ずかしい思い出」

私もたまにあります。寝る前とか…「穴があったら入りたい」気分で布団に潜ります。

療養中はそういう記憶が、呼んでもいないのになぜかどんどん湧いていたように思います。

ゆき

あれは何故だったんでしょう…?

今回はそんな、「恥ずかしさ」を簡単に消す方法について、ご紹介したいと思います。

人は他人の恥ずかしさを受け入れる力がある

いきなり結論から言ってしまうと、あなたの「恥ずかしかった思い出」他人事にしてみて下さい。

人のことは気にならない

例えば、誰かが派手に転んだとします。

それはもう、アクロバティックに面白く転んだとします。

失礼ながら笑ってしまったとしても、あなたはそれをずっと覚えているでしょうか?

せいぜい次の日にはすっかり忘れていることがほとんどだと思います。

逆にいつまでも覚えている人の方が「気持ち悪い」気がしませんか?

ゆき

追及する人の方が敬遠される

例えば自分の親しい友人が恥ずかしい思いをして、それをいつまでも面白がっている人がいるとします。

ゆき

いつまでも笑いものにしようとする人!

いつまでも他人の弱みを追及する人って、恥ずかしい思いをした人よりずっと白い目で見られますよね。

人間って、自分のことは何でも大ごとに感じるんですけど、ひとたび他人のことになると、「たいしたことないじゃん」という心の広さを持っているんです!

そして、それをいつまでも追及する人のことを、「子供っぽい」とか「器が小さい」とか思っちゃうんです。

思い出したくないことが湧いてきたら

「とりあえず無視する!」これが一番なんですけど、なぜかとても鮮明に、心から「穴があったら入りたい」状態になったら、回想シーンを自分ではなく、他人にしてみましょう。

もし友達だったら?

一番手っ取り早いのは、「友達があなたと全く同じ状況にあったらどう思うか?」で考えてみて下さい。

ゆき

だいたいのことが、「たいしたことないじゃん」と思えちゃうんです!

客観的に見てみると、大抵のことが「そんなに悶絶するほど恥ずかしくないぞ?」ってことに気が付くんです。

他人に置き換えてみよう!

ついこの前まで、私はうつ病であることが恥ずかしくて、隠そう隠そうとしていました。

自分に自信もなく、うつ病であることも恥ずかしかったころ、主治医におもしろい質問をされました。

親しい友人がうつ病だったら?

それは、
「あなたの親しい友人がうつ病だったら、あなたは彼女のことを恥ずかしい人間だと思うか?」
というもの。

ゆき

もちろん、光の速さで「思いません!!」と言いました(笑)

そして主治医は、
「じゃあ、うつ病の友人のことを恥ずかしい人間だと言っている人がいたら、あなたはどう思う?」
と聞きました。

「え…そんな奴クズじゃん…」と思ってハッとしました。

クズは私です

そうです!私のことでございます!

私がクズでございます!!

ありがとうございます!!

人は自分のことになると、いい意味でも悪い意味でも、「特別」に感じてしまうんですね…。

だから私は今、うつ病だったことを、別に恥ずかしいとは思っていません。クズじゃないんで…。

ゆき

第三者の視点に立つ

「第三者の視点に立って考えてみること」ってとても重要なんだ、ということを主治医に教えてもらいました。

恥ずかしかった思い出も、嫌な記憶も、今悩んでいることも、「他人事」として一歩引いた視点で見てみると、「たいしたことないかも?」と思えることが多いです。

「自分のことを、他人事として見てみる」

ゆき

これって、自分の心を守る上で結構大切なことだと思います。