うつ病さんが必ず直面する、大きな問題の一つに「昼夜逆転」があると思います。
お昼に起きて、朝方眠る。ひどい場合は夜起きて、朝眠る。
ゆき
周りに人には「怠けている」と思われがちな、昼夜逆転生活。
でもその辛さ、めちゃくちゃ分かります!!
今回はできるだけゆるゆるっと、柔らかく生活のリズムを戻していく方法をご紹介していけたら‥‥と思います。
急性期と昼夜逆転
まず注意したいのが、「急性期」です。
うつ病の時期に関してはこちら。
あなたは今どの時期にいる?うつ病の流れを知って今の自分にピッタリの対処法を探そう急性期は心も身体もとても辛い状態。精神的にももちろんですが、まずは身体を休めることが一番大切な時期です。
この頃はうつ病の症状が出始めた時なので、夜眠れなかったり、早朝に目が覚めてしまったり、多くの方が何らかの睡眠の悩みを抱えていると思います。
ゆき
この時期は、昼夜逆転しても仕方ない時期。
ゆき
回復期と昼夜逆転
急性期にしっかり休んで、ある程度心も身体も充電されてきた「回復期」。
この頃から少しずつ生活のリズムを戻していく必要があります。
私もここから「昼夜逆転」との泥沼の戦いが始まりました。
ゆき
鉄則1、無理は禁物
「回復期」と言えど、うつ病の症状はまだまだ辛い状態。
また、うつ病を遠回りせずに治すためには、この「回復期」の過ごし方がとても大切。
特に「急性期」から「回復期」に入ったばかりの時期はまだまだ無理は禁物です。
ゆき
鉄則2、一気に治そうと焦るべからず
「昼夜逆転は良くないこと!だったら早く治さきゃ!戻さなきゃ!」
‥‥と、朝眠たいのを必死で我慢し、昼寝もせずに夜眠ろうとする‥‥。
その後2~3日は昼夜逆転が治ったような気がするんですが、またすぐ、いとも簡単に昼夜逆転生活に戻ります。
ゆき
これはおそらく、「体内時計」がきちんとリセットできていないからだと思われます。
昼夜逆転はじっくり、辛抱強く、「体内時計」を合わせていくことが大切です。
「回復期」の昼夜逆転の治し方
「回復期」は何と言っても症状の波と向き合っていかなければなりません。
ゆき
まずは「辛すぎる…」状態の時でも、なんとか実行に移せるものから地道にやっていきましょう。
作戦1、カーテン開けっ放し
眠れないならカーテン全開?ずっと不眠だった私が眠れるようになった日のことこちらの記事でも書きましたが、太陽の光は「生活のリズム」を戻すのにも大切な存在。
朝起きて太陽の光を浴びると、脳と身体が「もしかして朝か?」と感じてくれるそう。
ゆき
何日も続けていくうちに「やっぱり朝じゃん!」と感じてくれれば体内時計もリセットされるはずです。
そのためにも、もし可能ならカーテンを開けたまま眠ると手っ取り早いですよね。
作戦2、枕元に好きな食べ物
ゆき
そしてやって来る「強烈な喉の渇き」‥‥!
ゆき
私のこの行動が「朝食」と呼べるのかは微妙ですが、「朝ごはんを食べる」というのも、身体を目覚めさせる重要な方法らしいです。
もちろん、無理はいけません。どうしても食べたくない時は食べなくていいですし、布団の中にもぐっていたい時はそれでも大丈夫。
少しずつ、焦らずにが鉄則です。
ゆき
「再発予防期」についてはこちら!
生活のリズムを整えよう!「昼夜逆転」のやわらかい治し方【再発予防期編】