「昼夜逆転」は本当に面倒なもの。しかし、うつ病になったら多くの方が昼夜逆転に悩み、「生活のリズムを整える」という試練が待ち受けています。
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生活のリズムを整えよう!「昼夜逆転」のやわらかい治し方【急性期・回復期編】絶賛「生活リズム構築中」のあなた、昼間の眠気に困っていませんか?
ゆき
小学生の時の水泳の授業ではしゃいだ後のように、眠たくてたまりませんでした。
そしてやって来る「お昼寝」という甘い誘惑‥‥!
今回は生活のリズムを崩さない「正しいお昼寝」の方法と、すっきりした目覚めを手に入れるコツなどをご紹介します。
生活のリズムを戻すのに昼寝していいの?
結論から言うと、もちろん昼寝して大丈夫です。
当時かかりつけだった私の医師も「辛い時は昼寝しなさい」と言っていました。
その時先生に言われたのは、「正しい昼寝」と「悪い昼寝」があるということ。
正しい昼寝のパワー
「正しい昼寝」は生活のリズムを崩すことはありませんし、眠気による体のダルさ、ボーっとした感じも取り除いてくれます。
しかも、最近では「昼寝が健康に良い」ということも分かってきて、会社や学校で短い「お昼寝タイム」を設けるところも出てきています。
ゆき
短時間の仮眠であれば、その後2~3時間の覚醒効果を生むため、その後の仕事などにリフレッシュ効果があることや作業能力が改善されること、疲労が回復することなどは知られていますよね。ただ、15分~20分程度の短いお昼寝は良いですが、確かに1時間以上寝てしまうと、生体リズムにかえって悪影響を与えてしまう場合もあります
ゆき
正しい昼寝の方法3つ
何度も悪い昼寝の誘惑に負けまくっていた私が、先生に教わった「正しいお昼寝のコツ3つ」をご紹介します。
正しいお昼寝のコツ1
「お昼寝時間はだいたい15分~30分程度!」
30分以上の昼寝してしまうと眠りが深くなってしまい、夜の睡眠に影響します。
また、30分以上眠るとスッキリ目覚めることが難しくなるそうです。
ゆき
正しいお昼寝のコツ2
「カーテンは閉めない!」
ここでも登場します。カーテン全開です。
眠れないならカーテン全開?ずっと不眠だった私が眠れるようになった日のことついつい「寝るぞ!」と思うと部屋を暗くしてしまいがち。
でも、正しい昼寝のコツは「浅い眠りにとどめること」なんです。深く眠ってしまわないよう、できるだけ明るい部屋で眠りましょう。
ゆき
正しいお昼寝のコツ3
「お昼寝前にカフェイン摂取」
これを聞いた時はとてもビックリしました。だって、今から寝よう!って時にカフェインなんて、眠れなくなりそうじゃないですか!飲むなら「目覚めた時」って感じしますよね。
先生いわく、「カフェインが効果を発揮するのは摂取して30分後くらいから。その頃ちょうど起きなくちゃいけないから、スッキリ目覚められる!」らしいです。
ゆき
悪い昼寝になってしまう?昼寝の注意点
注意点1
「15時以降は寝ちゃダメ」
ゆき
15時以降の昼寝は夜の睡眠に影響してしまうそう。夜眠るための疲労感をとってしまうのだとか。
一番ベストな時間帯は「12時~15時の間」だそうです。
注意点2
「イスに座って寝るべき?」
「イスに座って昼寝、もしくは机に突っ伏しての昼寝がいい」という話、聞いたことないですか?先ほどお話しした学校や会社の「昼寝制度」でもよく見る光景ですよね。
でも、私の先生は「ベッドやソファーに横になってもいい」と言っていました。
なぜならうつ病さんは体力の消耗も激しい上に、体の痛みなどもあるから。
ゆき
体が元気な時はイスでも、痛みやダルさがひどい時は無理せず横になりましょう。
ゆき
基本的には無理は禁物。焦らず無理せず、時間をかけて生活のリズムを整えるようにしてくださいね。