最近、YouTubeを観ていてふと思ったのですが、全世界のクリエイターさんが「モーニングルーティン」や「ナイトタイムルーティン」を動画にアップしているんです。
例えばこんな動画…
ゆき
そもそも「ルーティン」とは何ぞや?と調べてみると…
決まりきった手続きや手順、動作など。また、日常の仕事。日課。
だそうです。
ふむふむ…。あれ?これって、眠れない恐怖に怯えていた私が、その不安から逃れるためにやっていたことと同じじゃない!?と思い出しました!
今回はそんな私的「寝る前ルーティン」のススメをご紹介します。
寝る前の儀式
何度も書きましたが、私は本っ当に不眠に悩まされました。
睡眠薬で眠れるようになっても、「またいつか眠れなくなるのでは…」という恐怖に怯え続けていました。
悲しいことにそれは今現在も染みついて取れず、ベッドに入ってから不安になることがあります。
そんな不安をどうにかしたくて、睡眠に関する本を読み漁ったことがありました。そこで見付けたのが、医師であり政治家でもある鴨下一郎さんの著書『朝に弱いが治る本』です。
自分なりの『入眠儀式』
私はこの本を読んで初めて「入眠儀式」というものを知りました。
毎日、寝る前に、ある決まったことを自分に課し、これをすれば自分は眠れるんだという条件づけをするのです。
布団に入って眠るまでのあいだに、軽い読み物を読む、必ずこのCDをかける、お香をたくということでもかまいません。とにかく、自分にとってこれが眠る前の儀式だというものを決めておけば、眠るきっかけになります。
この儀式を行うことによって、これから自分は眠るんだということを認識することができます。また、その日にあった嫌な事や心配事などの、心地よく眠れない要因を頭から拭い去る効果も生まれます。
出典:鴨下 一郎著(2006)
「朝に弱いが治る本」(P165~166):出版社 – PHP研究所
まさにパブロフの犬!決まった行動で条件反射的に眠ろうというわけです。
自律神経を騙す!
眠りに深く関わる「自律神経」。これは自分ではどうにもできないものです。しかし、コントロールはできなくても、案外簡単に騙せちゃうんだとか!
昼夜の別のない現代では、深夜でも電気は煌々とついているし、テレビは遅くまで放送しています。これでは、眠気をキャッチしても、「さあ寝るぞ」という気持ちにはならないはずです。
出典:鴨下 一郎著(2006)
「朝に弱いが治る本」(P163~164):出版社 – PHP研究所
鴨下先生は、眠る前の部屋作りにも言及しています。
あなただけの素敵なルーティンを
とは言っても、寝る前に、「あれもこれも!この時間には絶対やらなきゃ!」と決めつけることは良くありません。
入眠儀式は2つか3つ…1つでも構いません。
ゆき
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抗うつ剤の副作用?食欲が止まらない!そんな時に有効な3つの方法↑こちらの記事でもお伝えしましたが、私は夜に食欲が出て困っていました。
その食欲を抑えるためにグレープフルーツのアロマを焚いていたのですが、以外にもこれが、私的には入眠儀式になっていたと思います。
また、睡眠薬を飲んだら部屋の明かりを暗くして、必ずパジャマに着替えていました。(一日中パジャマで過ごしてしまった日を除いて…)
たったこれだけのことでも、「よし!大丈夫!今日も眠れる!」と不安を消し去る力になっていました。
もし今あなたが、毎晩眠れないことへの恐怖を感じているなら、自分だけの「リラックスルーティン」を始めてみて下さい。自律神経は意外と簡単に騙せますよ。
ゆき