友達にうつ病だと打ち明ける?私の体験談・打ち明けるか悩んでいる人へ

最近ではうつ病や心の病への理解も随分広がってきていると思います。

ゆき

多くの有名人も心の病をカミングアウトしたりしていますよね。
あのハリウッドセレブも!?心の病を公表している有名人たちに学ぼう

しかし、こうしてよく知られるようになった今でも、偏見を持っている方は大勢いらっしゃいます。

偏見を持っている方が悪いというわけではありません。自分が経験していないことは分からなくて当然ですし、無知であることは仕方ありません。

ゆき

そこで悩むのが
「友人や知人に話すべきかどうか」
という結構大きな問題

今回から、私が実際に経験したお話しも交えて、10年間で得た「打ち明けごとの前向きな捉え方」についてお話ししていきたいと思います。

打ち明けて良かった?

もし誰かに「うつ病だって打ち明けて良かったと思う?」と聞かれたら、私ははっきり「良かった!」と言えます。

もちろん、嫌な思いをしたり、一時的に後悔したこともありました。

ゆき

でも、10年間トータルで考えて、「打ち明けた全ての人に、あの時話して良かった」と心から思います。

ゆき

正直、「誰にも打ち明けずにいたら…?」と考える方がゾッとします。

だからもし、今、誰かに打ち明けて後悔している方がいたら、落ち込むことも心配することもないと思います。

必ず「あの時話しておいて良かった」と思える日が来ます。

話すのが怖かった理由

私は、「うつ病なんだ」と話すことは、自分の「弱み」を相手に打ち明けることだと思っていました。

弱みとプライド

「弱み」という言い方が合っているのかは分からないのですが、当時の私は「うつ病」=「恥」ぐらいに思っていたので、「できるだけ知られたくない」と思っていました。

心の健康に対する変なプライドみたいなものがあったのだと思います。「私は心の弱い人間だとバレたくない」というか‥‥。

自分自身がうつ病に対する強い偏見を持っていたのだと思います。

ゆき

さすがに10年も患っちゃうと、恥もへったくれもなくなっちゃいましたけどね。

どう思われるかという恐怖

うつ病は「心が強い」とか「心が弱い」とかは関係ないということは頭で分かっていても、「そう思われるのではないか」という恐怖があったのだと思います。

うつ病は誇れることではないので、「言いたくない」・「知られたくない」と思うことは当たり前だと思います。

でも、「分かってほしい人」・「知っていてほしい人」がいるから悩むんですよね。

ゆき

打ち明けるか悩んでいる人へ

そして今、「話そうか迷ってる…」という方は、自分の思うままに行動して大丈夫だと思います。

打ち明けてもよし、打ち明けたくないならそれでも全然OK。

ゆき

ただ、仕事上話しておいてほうがいい人と、あなたが話したいと思う人には打ち明けた方がいいと思います。

話すべき人

会社の上司や、仕事でよくお世話になっている先輩など、「この人にうつ病だって分かっていてもらえていたら楽なんだけどな…」という方には話した方がいいかもしれません。

もちろん、理解してもらえない場合もあります。

でも、「うつ病だと知ってもらえてないから苦しい」のなら、手を打ってみるのも悪くないはずです。

ゆき

話したい人

あなたが「この人には打ち明けておきたい」と感じる人には「話してみるべきだ」と、私は思います。

「知っておいてほしい」ということはその人のことをとても信頼しているってことですよね。

自分の「弱み」を見せてもいい人。そんな人がいるって素敵なことじゃないですか。

ゆき

しかし、ここでも「理解してもらえる」・「分かってもらえる」とは限りません。

悲しいですが、相手が離れていくことだってあり得ます。

そうなった時、私は「この人を信頼していたけれど、この人はそうでもなかったみたい…残念!」と思うように心がけました。

もちろん簡単にそう思えたわけではありません。

ゆき

しかし、受け入れてくれる友人もいました。彼女たちはうつ病の時も、そして今現在も、私を支えてくれる親友です。

話しても話さなくてもいい

「受け入れてくれる人」「受け入れてくれない人がいる」それは仕方のないこと。

ゆき

私達にはどうしようもできないことです。

離れていくことが怖いなら、話さなくても大丈夫。

もし打ち明けて、あなたが傷つく結果になったら、ドライに受け止める。

冷たいわけじゃないですよ。長い人生、風通しの良い人間関係を築くことも必要だと思うんです。

ゆき

しかし、プライドや怖れに屈せず、打ち明けた勇気は後々、あなたの自信と力につながるはずです。

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友達にうつ病だと打ち明ける?私の体験談・話してよかったことや後悔したこと