あなたは朝目が覚めた時、一番に何を思い浮かべますか?
ゆき
そんな朝を迎えるせいか、その日1日が良い日になるはずなんてなく…。
ゆき
「でもそんなの気のせいでしょ?朝から全てを呪うからって悪い1日になるわけないでしょ?」
って思っていましたが、ここ最近の研究で、案外気のせいでもないということが分かったらしいんです!
今回は、寝起きのストレスが1日に及ぼす影響についてお話ししたいと思います。
日本人は寝起きが悪い?
ゆき
日本人は世界で最も寝起きが悪いそうです…。
最も寝起きの悪い国
2017年、オーストラリアのフェアファクス・メディアという企業が、睡眠分析アプリで世界中の「睡眠」についての調査を行いました。
世界91カ国、3万人以上の人々を対象に、睡眠の分析を行ったところ、寝起きの悪さワーストワンは日本だということが判明…。
ちなみに寝起きの良さナンバーワンは南米のベネズエラ。ベネズエラ人の寝起きの気分が良好だった割合は73.69%に対し、日本は48.03%で最低だったそうです。
ゆき
療養中の寝起きは最悪
サムライでもニンジャでもない、リョウヨウチュウの寝起きはとりあえず最悪。
ゆき
朝が来たという絶望…、今日も「どうせろくなことない」という悲観…、思い出される様々なストレス…、というかまず、布団から踏み出す一歩さえ苦しい状況…。
ゆき
寝起きの状態が1日を決める?
アメリカ、ペンシルベニア州立大学の研究者が、「寝起きが悪いと、その状態が1日中続く」というとんでもない事実を発見しました。
ゆき
研究の内容
人種も経済力も異なる男女240名を実験対象に、朝起きたら「今日はどんな一日になりそうか?」という記録をしてもらいます。その後、1日に7回、ランダムに「今どんなことをしているのか?」や、「今どんな気分なのか?」ということをチェックしてもらいました。
これを2週間継続してチェックしてもらった結果、寝起きのストレスレベルが高い人ほど、1日に抱えるストレスも高く、記憶力も低下していることが分かりました。
詳しくはこちら
参考 寝起きが悪いと、その状態が1日中続くことに―米研究エキサイトニュース
目覚めのストレス
ストレスはそれを予測しただけで、すでにストレスになると言います。
例えば、「今日はテストだな…悪い点数とるかもしれないな…」とストレスを予測した時点ですでに、心はストレスを感じているんです。
しかも、それが朝起きてすぐだと、そのストレスが1日継続するというわけなんです。
同研究を進めたマーティン・スリブスキー氏は、こう話しています。
『予測』は人の日常的な記憶などの大脳の機能にダメージを与え、集中力の低下やミスにつながる。こうしたストレスの影響が一日の計画の始めとなる朝の時点ですでに深く根付いていた場合、ストレスを与えるようなことが生じたかどうかにかかわらず、常にそのストレスを感じることになる。つまり朝起きた時にネガティブな感情を抱いていると、ある意味すでに悪い結果が生じることが決定づけられてしまっているとも言える。
出典:https://www.excite.co.jp/news/article/Recordchina_20180810012/
ゆき
寝起きに無理矢理ポジティブにしてみた結果
もうすっかりうつ病も完治しましたが、相変わらず朝はネガティブな私。この研究結果を知り、朝から無理にでもポジティブになってみました!
案外いいのでは…?
最初こそ何度もネガティブ思考になりかけましたが、慣れてくるとだんだん楽しくなってきました。
「ううう…眠い…なんで朝ってくるんだ…毎朝毎朝‥‥もう‥‥、今日も幸せ!!!!」
みたいな感じで、無理やり「幸せ!」だの「今日もいい日だ!」だの「超ラッキー!」だの「いいことありそう!」だの、つけ加えて起きるようにしてみました。
ゆき
まず、ベッドから出るのにグズグズしなくなりました。
そして、ポジティブに起きれたご褒美として、いつもはインスタントコーヒーで済ませるところを、ちょっとお高いドリップコーヒーにしてみると、ちょっと楽しくなりました。
また、嫌なことがある日は、朝はなるべくそのことを考えないようにして、嫌なことが終わった後のご褒美に集中することにしました。
ゆき
努力してみる価値はあるかも!
初日から「起きたくない…なぜ朝はくるのか…」と、染みついたネガティブ思考が全開で、ポジティブ思考のことをすっかり忘れていた私。ベッドの上の天井に「ポジティブ!」と書いた紙を貼りました(笑)
そんな私でも、今はスムーズにポジティブ思考にチェンジできます。
ゆき
朝からいい気分で目覚めるに越したことはありません。そしてせっかくなら良い1日にしたいですよね。
朝目が覚めて、「今日は良いことありそう」と思ってみるだけでも、何か素敵な変化があるかもしれませんよ。