まだまだ暑い日が続いていますが、暦の上ではもう秋です。
食欲の秋・スポーツの秋・読書の秋、あなたはどんな秋ですか?
「うつ病で秋もへったくれもないわよぉ…」というあなた!
ゆき
食欲はないし、スポーツどころか布団から出れないし、同じページを何度も何度もめくる集中力のない読書‥‥。
もう、世間の言う秋なんか忘れて、私達なりの小さい秋でも見付けましょう!
「うつ病だって秋を満喫してやろうじゃないの!」ということで、眠れぬ夜のお供にでも、うつ病さんに優しい、低刺激性ほっこり映画をいくつかご紹介します。
インサイド・ヘッド
まずは安心・安全・映画界のオーガニック、ディズニーから、
「インサイド・ヘッド」です。
ディズニー映画については以前も取り上げたのですが、
安心して観られる!ディズニー映画はうつ病さんの疲れた心におススメ!この「インサイド・ヘッド」の物語の舞台はなんと、11歳の少女・ライリーの頭の中。
頭の中には5つの可愛い感情の妖精?(ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、カナシミ)が、ライリーを幸せにするために悪戦苦闘します。
ゆき
「私の頭の中にはどんなのがいるのかな…?」・「今どの感情が主導権を握っているのかしら?」なんて考えながら観るのも楽しいですよ。
アメリ
「フランス映画はつまらない」と思う方でも絶対に楽しめるのが、有名なフランス映画「アメリ」。
上映された当時、フランスでは「アメリ現象」なるものまで巻き起こった映画です。日本でもかなり話題になりましたね。
ゆき
映画の内容はとってもシンプル。主人公のアメリが小さな幸せを周りに振りまいて、自分も幸せになるというストーリー。
ゆき
また、楽しい音楽や鮮やかな色彩、フランスの街並みも、どれをとっても美しく、観ているだけで心が満足しますよ。
集中力がなくても、ボーっとした頭で観ても、なんだか心満たされる映画だと思います。
THE 有頂天ホテル
秋の夜長、「全然寝れない!頭が冴えているよ!」という方におススメなのが三谷幸喜監督作品。
三谷幸喜監督の作品は基本的に全部、心に優しい作品ばかりですが、私のイチオシは「THE 有頂天ホテル」です。
・誰も不幸にならない
・みんな面白くて、みんななんだかんだ幸せ
・とにかく精神的害がない
という最高の三拍子が揃った作品だと思います。
内容的には結構ドタバタする感じのコメディーなので、無駄に頭が冴えてしまった夜に、ちょうどいい感じです。
ゆき
番外編・ワールドウォーZ(ネタばれします)
「低刺激じゃ物足りない!私はこの秋、刺激を求めるのよ!」というエキサイティングなあなたにおススメなのが、「ゾンビ映画」です…。
私はホラー映画の中でも、最も安心して観れるのは「ゾンビ系映画」だと思います。
ゆき
ワールドウォーZもそんなエンディングのひとつ。(ネタばれしちゃった!)
街中で都合よく登場する無人のキャンピングカー、うっかり手に入る銃、そして主人公が驚くほどのラッキーマン!ゾンビ映画の王道のようなルートを行ってくれるので、安心しながら、懐かしい感覚で観れます。
でも、「ホラーは苦手だよー!」・「気持ち悪いの苦手だよー!」という方は、絶対に観ないでくださいね!
ゆき
何はともあれ素敵な秋を
秋は気候も良くなって過ごしやすくなってきます。
ゆき
映画を楽しむもよし、おいしいものを食べるもよし、どれもできそうになくても、ただぼんやり空を眺めるのはどうですか?これもまた贅沢で素敵な秋の過ごし方だと思いますよ。